選挙キャンペーン態勢を固めるジェブ・ブッシュ氏

執筆者:足立正彦 2015年2月25日
エリア: 北米

 2016年共和党大統領候補指名獲得争いへの出馬に向けた有力政治家の動きが慌ただしさを増してきている。そうした中、過去約四半世紀に一族から2人も大統領に就任し、彼らが培ってきた人脈に基づいて選挙キャンペーン態勢を固めつつある共和党有力政治家がいる。それはジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事だ。2014年中間選挙が行われた翌月の昨年12月、ブッシュ氏は候補指名獲得争いへの出馬を真剣に検討していることを明らかにしたが、現時点では未だ正式な出馬表明を行っていない。だが、選挙キャンペーン態勢固めに向けた動きが次第に明らかになりつつある。

カテゴリ: 政治 軍事・防衛
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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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