「不二家ブランド存続」の意義を問う

執筆者:喜文康隆 2007年4月号
カテゴリ: 経済・ビジネス

「組織体の最大の貢献、つまり最大の『社会的責任』は、その機能を遂行することである。そして最大の『社会的無責任』とは、これらの組織体の能力を超えた課題に取り組み、あるいは『社会的責任』の名の下に……自己の機能遂行能力を損なうことである」(P. F. ドラッカー『マネジメント(上)』)     * 杜撰な品質管理が表面化して生産を全面停止した不二家が、生産を再開するまでの二カ月のドラマには、茶番という言葉がぴったりくる。 三月二日付の朝日新聞は、不二家の「安全宣言」と、これに伴う生産再開を取り上げ、「恒常的に外部の目を」と見出しを立てている。しかし、不二家は、恒常的に外部の目でチェックしていくに価するような会社なのだろうか。

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