「灰色の枢機卿」が握るトルクメン新政権の行方

執筆者:卓谷洋介 2007年4月号
カテゴリ: 国際

[モスクワ発]中央アジアのトルクメニスタンを二十一年間にわたって独裁支配したニヤゾフ前大統領の死去に伴い、今年二月に大統領選が実施され、ベルドイムハメドフ新政権が発足した。同国の豊富な天然ガス資源を狙って中国や欧米が接近、現在輸出ルートを握っているロシアの独占体制を崩そうとする影響力争いが強まりそうだ。 ベルドイムハメドフ大統領は、義務教育期間の延長や海外留学の実施、医療改革、インターネット利用の開放など一定の改革・開放政策を公約に掲げる。これはニヤゾフ時代の個人崇拝型の独裁体制を徐々に改めていくという国際社会へのシグナルとも受け取られている。

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