反日ロビーを率いる韓国系女性の政治力の源泉

2007年5月号
カテゴリ: 国際
エリア: 北米 朝鮮半島

[ワシントン発]四月二十六―二十七日の安倍首相の訪米にあわせて、「従軍慰安婦問題」を追及する諸団体が大規模デモを準備している。計画しているのは、「従軍慰安婦のための司法正義(JCW)」や「トロント従軍慰安婦連合(TCCW)」、「上海従軍慰安婦研究センター(SCWRC)」など四十八団体で構成される「121連合」。 従軍慰安婦非難決議案(HR121)から名前をとったこの集団は、CBSテレビの看板番組「サバイバー」のチャンピオンとして一躍有名になった韓国系アメリカ人男性クウォン・ユルを前面に押し出し、ホワイトハウス、キャンプデービッド山荘(メリーランド州)、ワシントンの日本大使館を中心に反日糾弾デモを行なう予定だという。 さらに全米の主要大学と協力して、慰安婦関連ドキュメンタリーをインターネットで流す計画や、四月下旬にワシントン・ポストやニューヨーク・タイムズなどの有力紙に、慰安婦問題に関する全面広告を掲載する計画もあり、韓国でもこうした活動のための募金を集めている。 連合側は、大規模デモや全面広告で世論の注目を集め、現在八十名程度のHR121への共同提案議員を安倍首相の訪米を機に百人まで増やし、五月に下院で一気に可決に持ち込みたい考えのようだ。

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