そのアル・カエダと関係の深い東南アジアのテロ・ネットワーク「ジェマア・イスラミア(JI)」が、これまでの爆弾テロ路線を変更して、要人暗殺を念頭に作戦を練っている可能性の高いことがわかった。 これは今年初めからインドネシア治安当局が摘発したJIのメンバーの供述などにより判明したもので、ジョクジャカルタで逮捕されたメンバーは、中部ジャワ州サラティガにあるキリスト教系大学の学長や、中部ジャワの高等検察庁検事長の暗殺を計画していたことを自供、その後の捜査などからも「VIP対象の暗殺」計画の存在が明らかになったという。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン