悠々自適(?)小泉前首相の不思議なお土産

2007年7月号
カテゴリ: 政治
エリア: 日本

 昨秋の安倍晋三政権発足以来、何も党の役職につかず、国会の本会議以外には姿を現わさなかった小泉純一郎前首相。今夏の参院選では一人区のテコ入れをはかるため地方を行脚して遊説するともいわれているが、選挙を前に“充電”する姿が目撃された。 松岡利勝農水相の密葬があった五月三十日の夜、小泉前首相が姿を現わしたのは、東京・三田のポーランド大使館。日本との国交回復五十周年を記念して開かれた、参加者百人程度のコンサートに現われたのだ。外務省は関与しておらず、小泉前首相が警護のSP一人だけを伴って到着すると、招待したポーランド大使もびっくり。 コンサートの奏者は、知る人ぞ知るポーランド出身の名バイオリニストのコンスタンティ・アンジェイ・クルカ。今年六十歳になったクルカの円熟した演奏に、小泉前首相はさかんに拍手を送り、最後に「リプリーズ」と絶叫して、アンコール演奏を求めた。 コンサートのあとも一時間近く会場に残り、ワイン片手に出席者とのツーショットでの写真撮影の求めに応じるなど大サービス。クルカとも通訳なしで話し込み、直接お土産を手渡した。中身は「藤原道山(尺八)」と「宮城道雄(琴)」の二枚のCD、そしてなぜか折り畳み傘一本だった。

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