世界の資金フローを変える中国外貨準備の運用先

2007年7月号
エリア: 中国・台湾

世界最大の投資ファンドを動かすブラックストーンが上場に踏み切り、中国政府が出資を決めた。マネーフローが激変するかもしれない。 米ニューヨーク市を南北に走るパークアベニューは、米国人なら誰もが憧れる高級住宅・商業街だ。通りに面した会員制クラブのアジア・ソサイエティで、五月七日、米通商代表部(USTR)代表や国務副長官を務めたロバート・ゼーリック氏を招聘してパネル講演会が開催された。テーマは「アジア経済の新秩序」。 だが、講演会に参加したニューヨークっ子たちのお目当ては、一カ月後に世界銀行総裁に指名されることになる“主賓”のゼーリック氏とは別の人物だった。司会役に名乗り出た米最大手の投資ファンド、ブラックストーン・グループのスティーブ・シュワルツマン最高経営責任者(CEO)である。

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