地方から始まる「テレビ局淘汰」の時代

執筆者:神谷二郎 2007年8月号

「地デジ」への完全移行まであと四年。多額の設備投資を迫られる地方局は青息吐息だが、たとえそれを乗り越えても――。 二〇一一年七月二十四日に予定される地上波テレビの完全デジタル化まで四年。全国普及まで五十年近くかかったアナログ放送を八年足らずで全面転換しようという“荒業”は折り返し地点を越えている。 だが、ゴールはまるで見えない。 まず、期限内にデジタル放送対応テレビへの切り替えが終わるかどうか。今年三月末時点で対応機を持っていた世帯は全体の三割未満しかない。ぎりぎりまで買い換えを控える家庭も多いだろう。

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