もはや中国にすがりつくしかない世界経済の危うさ

執筆者:小田博利 2007年11月号
エリア: 中国・台湾

『エコノミスト』よ、お前もか! あの英高級誌までパンダ頼みの姿勢とは、卵を重ねたような危うさではないか。なかでも日本は――。 政権が変わると、ここまで態度が豹変するのだろうか。中国が福田康夫政権の登場にご満悦である。小泉純一郎政権の時代に冷え切った日中関係を、タカ派・安倍晋三政権が修復し、さらにハト派・福田政権で関係を深めるという図だ。日本に送る秋波はいくつもある。 ひとつは新幹線網。北京―上海新幹線プロジェクトについて、JRやゼネコン(総合建設会社)への打診が行なわれることになるもようだ。新幹線の国外調達については、三分の一が上限。そのなかで、敢えて日本に色を付けようとしているのだ。底意が透けてみえる。

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