金融政策手詰りで禁じ手「利下げ」説浮上

2008年1月号
カテゴリ: 経済・ビジネス 金融

 サブプライムローン問題をめぐる金融混乱が長期化の様相をみせるなか、金融政策で手詰り感が強まっている日銀に、一見禁じ手にも映る「利下げ」観測が急浮上してきた。 量的緩和とゼロ金利政策から脱却した日銀に課せられた次の大命題は、政策金利の正常化。明確な定義はないが、機動的な金利の上げ下げができる水準の「中立金利」(一説に一・五―二%とも)へ、できる限り早く近づけたい(現在は〇・五%)。 その前提となるのは、「日本も世界も経済は拡大が続く」(福井俊彦総裁)とのシナリオだが、サブプライム問題で金融市場の混乱が拡大したことで、前提は崩れた。

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