英国国教会を揺るがすカンタベリー大主教の舌禍

執筆者:マイケル・ビンヨン 2008年5月号
カテゴリ: 国際
エリア: ヨーロッパ

聖職者の同性愛をめぐる対立に加え、大主教がイスラム法に“理解”を示したことから、聖公会は分裂の危機に――。[ロンドン発]聖公会(英国国教会)の最高指導者であるカンタベリー大主教はカトリック時代以来約千四百年の歴史をもち、イギリスの精神的支柱といっても過言ではない重要ポストである。そして現在、第百四代大主教の地位にあるローワン・ウィリアムズ博士は、ローマカトリック、東方正教会についでキリスト教では世界第三位の七千万の信徒を持つアングリカン・コミュニオン(世界聖公会共同体)三十八管区のトップでもある。

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