“消費者保護”を掲げ権限拡大を狙う経産省

執筆者:青葉久喜 2008年6月号
エリア: 日本

悪徳業者に処分連発――一見悪いことではなさそうだが、大義名分を振りかざして権限を拡大するのは、役人のいつものやり口だ。 今年三月、ある宗教法人に「業務停止命令」が出された。処分を受けたのは千葉県袖ケ浦市に本部を置く「幸運乃光」という宗教法人。高島易断総本部という通称(高島易断所とは無関係)を使って、易鑑定に訪れた人に「このままでは地獄に落ちる」「祈願すれば因縁が消える」などと告げ、祈願や高価な数珠や石塔の販売などを行なったという。程度の差こそあれ、新興宗教団体などでしばしばトラブルになってきた商法といえるだろう。

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