「ほっかほっか亭」分裂が招いた熱い「弁当戦争」

2008年7月号
カテゴリ: 経済・ビジネス

「ほか弁」と「ほも弁」の全面戦争だそうである。ほか弁は持ち帰り弁当の「ほっかほっか亭」で、ほも弁とは五月中旬にほっかほっか亭から分離独立した「ほっともっと」である。ほっかほっか亭の看板が急にほっともっとに書き換わったのに驚いた人も多かったかもしれない。 ある外食業界通によれば、「ほっかほっか亭は北海道から沖縄まで三千五百店ほどありましたが、仕組みは地域フランチャイズです。『ほっかほっか亭総本部』の下に東日本はダイエー傘下だった『ほっかほっか亭』(現プレナス)、関西と中国、四国地方は『ハークスレイ』(東京証券取引所一部上場)、九州と山口県は『プレナス』(東証一部)が、直営店やフランチャイズ・チェーン(FC)店を展開していた」『三国志』並みに日本を三分割したらしいが、プレナスがダイエーからほっかほっか亭を八十億円で買収し、全店舗の三分の二に相当する二千三百店を傘下に収めてからハークスレイと対立。双方が損害賠償請求訴訟や営業停止の仮処分を申し立てるなど泥仕合になっていた。そんな争いの末、プレナスはほっかほっか亭総本部から離脱し、新たにほっともっとの看板を掲げて独立。「プレナス側のFC店千百九十三店のうち八割が独立に賛成したらプレナスの勝ち、と目されたが、賛成したのは八割弱。勝敗がつかなかったため、プレナスはハークスレイの牙城である関西にほっともっとの出店攻勢をかけ、ハークスレイも大量出店を宣言。互いに相手を潰そうと仁義無き戦いが始まった」(業界通)

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