「次世代エネルギー」の晴れ舞台に登場したピケンズの大見得

執筆者:ダン・リード 2008年9月号
エリア: 北米

乗っ取り屋ブーン・ピケンズが表舞台に戻ってきた。掲げるのは、米国を縦断する風力発電の回廊建設計画。脱・輸入石油依存を叫ぶがちゃっかり自分の儲けも計算に。齢八十にして挑む人生最後の巨大プロジェクト。[フォートワース発]米テキサス州の伝説の石油王、乗っ取り屋、物言う株主として知られたT・ブーン・ピケンズが、一世一代の大事業に乗り出した。八十歳を迎えて、人生最後の大勝負になるだろうと読んだピケンズは、これを“ほんとうに意味のある仕事”にしたいと考えたようだ。アメリカ経済を救い、米国民の生活水準を守り、おまけに環境保護もできるとあれば、これぞ有意義な事業ではないか、と。

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