「山岳地帯」戦に備え? インドで鍛えたロシア軍

2008年9月号
カテゴリ: 国際

 ロシア軍はインド軍の協力を得て特殊訓練を行なっていた。 七月十四日、ロシア陸軍の山岳旅団と極東司令部幹部訓練学校の一団が、インドがパキスタンと対峙する最前線である北部ジャンム・カシミール地方にあるトレーニング施設に入り、三十日までの二週間にわたってインド軍の山岳作戦向けの訓練を見学した。インド陸軍には、標高の高い場所での戦闘に特化した師団が十個、歩兵師団が一個ある。 一方、ロシアは昨年、グルジアと接する北カフカス地方に山岳旅団を二個配備したばかり。旅団は四千五百人の“契約兵”で構成されている。契約兵は正規軍とは別にチェチェン共和国などでの危険な任務に限って十倍近い報酬で赴くロシア人傭兵。問題のグルジア・南オセチア自治州は、カフカス山脈に抱かれた山岳地帯だ。 ロシア軍のインド派遣は、インド陸軍総長デーパク・カプーアが六月に訪露し、ロシア陸軍司令官アレクセイ・マスロフとの間で合意したものだった。

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