深層レポート 日本の政治
深層レポート 日本の政治(104)

改造が押した自民党下野へのタイムスイッチ

2008年9月号
カテゴリ: 政治
エリア: 日本

 内閣改造を四日後に控えた七月二十八日夕、東京・芝公園のホテル「ザ・プリンスパークタワー東京」で、北京五輪に出場する日本選手団の壮行会が開かれた。選手たちは登壇して開会を待っていたが、午後六時十分の定刻をすぎても来賓としてあいさつするはずの福田康夫首相が現れない。首相を出迎えに行ったため、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恆和会長も不在。選手団は壇上で立ちつくすことになった。 機転を利かせた司会者が卓球の福原愛選手に話題を振り、野球監督の星野仙一氏も気を遣ってマイクを握ったものの、どうにも間が持たない。何とも言えない白けた時間が流れ、福田首相がようやく姿を見せたのは約十五分後。こういうときの十五分は長く感じるものだ。会場は気まずい雰囲気に包まれた。

この記事は役に立ちましたか?
フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
comment:0
icon
  • 記事の閲覧、コメントの投稿には、会員登録が必要になります。
フォーサイトのお申し込み
注目記事ランキング
  • 24時間
  • 1週間
  • f
  • 新着
  • 高評価
  • コメント数順