今度はこっそり着手 それでも欲しい自前戦闘機

2008年10月号
カテゴリ: 外交・安全保障
エリア: 日本

 防衛省は国産戦闘機の開発を目指し、来年度からの七年間で総額四百億円を投じて「先進技術実証機」を製作することを決めた。初飛行を二〇一三年度に予定している。成功すれば、航空自衛隊が保有するF15戦闘機の有力後継機に急浮上するが、ことはそう簡単ではない。 実証機は日本の航空機技術を盛り込み、三六〇度見える世界初の全周レーダーを搭載、敵のレーダーには映りにくいステルス性を持つ機体になる。既に三菱重工が模擬機体を製造しており、これにIHIが製造する国産エンジンを二基搭載する。 航空自衛隊や各メーカーの狙いは、戦闘機の量産化。高い性能が確認できれば、武器システムを搭載して本格的な戦闘機の開発に切り換える。日本が純国産戦闘機を造ることになれば、ゼロ戦などを生み出した太平洋戦争以来となる。

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