次期参院選をも睨んだ民主党「子ども手当」の読み方

執筆者:野々山英一 2009年9月号
カテゴリ: 政治
エリア: 日本

 八月三十日の衆院選を前に、民主党本部の電話が鳴り止まない。大部分は、一般市民から、マニフェストに対する問い合わせ。しかも大半は「子ども手当」についてだという。「うちはどれぐらい給付されるのか」「わが家は、対象に入るのか」 子ども手当は、民主党マニフェストの目玉政策の一つではあるが、他を引き離して圧倒的に高い関心に、同党幹部ですら戸惑いを隠さない。 まず、制度を簡単に説明しておきたい。中学卒業までの子どもを持つ家庭に、子ども一人あたり月二万六千円、年間三十一万二千円を支給するというもの。二人なら二倍。婚外子にも登録外国人にも門戸は開かれる予定だ。

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