「国王を政治に巻き込む」タクシン元首相の帰国戦略

2009年9月号
カテゴリ: 国際

 実刑判決を受け、海外逃亡中のタイのタクシン元首相が、帰国に向け、本格的に動き出している。元首相を支持する「反独裁民主戦線(UDD)」は、タクシン元首相の「恩赦」を求める六百万人以上の支持者の署名を、八月十七日にも国王に提出することを明らかにした。 これに先立つ七月二十六日のタクシン元首相の六十歳の誕生日を祝う集会には、「これまでの政敵の批判を許す」との元首相のメッセージが電話で伝えられたという。背景には、恩赦が決まれば、直ちに帰国し、政敵との過去を水に流すことで、タイ国民が尊ぶ「寛容の精神」に訴えたいとの思いがある。

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