今朝の新聞各紙で、「国家公務員の再就職の届出数(今年4~6月)が、自公政権下の前年同時期に比べて6割減(昨年562件に比べて225件)」という総務省発の発表が報道されています。
「政権交代の成果で天下りが減った!」とPRしたいようですが、本当かなという気がします。
というのは、「4~6月」の3か月分のデータに過ぎないからです。
例年、国家公務員の幹部人事は、4~7月ぐらいに行われ、これに伴って退職→天下りも発生します。
したがって、例年、年間通した再就職数の中で、4~6月の四半期の数値は多くなります。
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