カリフォルニアの共和党女性候補の戦い

執筆者:足立正彦 2010年9月15日
エリア: 北米

 カリフォルニアの二人の女性共和党候補に全米の注目が集まっている。一人は共和党州知事候補として州知事の座を目指しているオンライン企業eBay元CEOのメグ・ホイットマンである。もう一人はハイテク企業ヒューレットパッカードの元会長兼CEOで共和党上院議員候補のカーリー・フィオリーナだ。二人とも08年の大統領選挙では共和党大統領候補であったジョン・マケインに対し経済政策や情報・技術政策で助言するとともに、マケインの選挙キャンペーンの顔として全国共同委員長や政治資金集め団体の委員長に就任し、同陣営の中核に身を置いていた。

カテゴリ: IT・メディア
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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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