「民主」「公明」接近へのハードル

執筆者:野々山英一 2010年10月8日
カテゴリ: 政治
エリア: 日本
公明党3役。左から石井啓一政調会長、山口那津男代表、井上義久幹事長(C)時事
公明党3役。左から石井啓一政調会長、山口那津男代表、井上義久幹事長(C)時事

「強制起訴の判断を受けて起訴に至る初めてのケースだから政界全体として重く受け止める必要がある」  10月4日、東京第5検察審査会が民主党の小沢一郎元代表に対して「起訴議決」した直後の公明党・山口那津男代表のコメントだ。  小沢氏の強制起訴は、野党にとっては千載一遇の攻撃のチャンスのはず。にもかかわらず、山口氏の「政界全体として」という発言は、与党議員ではないかと疑うほど抑制的なものだった。公明党は、小沢氏の証人喚問要求では他の野党と足並みを揃えてはいる。だが「議員辞職すべきだ」と明言した自民党の谷垣禎一総裁、「証人喚問を要求するのは当然だ」と声を張り上げたみんなの党・渡辺喜美代表ら他の野党党首の発言と比較すると、山口氏の発言が異彩を放っていることがよくわかる。

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