北朝鮮の閉鎖性、独裁制

執筆者:平井久志,強盛三郎 2010年10月25日
カテゴリ: 政治 国際
エリア: 朝鮮半島

 まだ、9月28日の党代表者会や10月10日の党創建65周年で北朝鮮で現れた一連の状況について考え込んでいます。自分の分析の甘さ、今の北朝鮮が置かれた状況への理解が不足しているのかもしれません。 

 強盛三郎さんから新たなコメントが寄せられました。ともに反省し、さらに活発な議論への基礎としたいと思っています。
一連の行事が終わり、中国と北朝鮮の関係が急速に深化しています。11月の原稿ではその辺の状況を考えてみたいと思っています。

 以下は強盛三郎さんのコメントです。(平井久志)

 

 私は、平井久志さんとは異なる「見通し」を持っていたが、党代表者会の「結果」を見て同じような感想を持っている。

 私は本サイトで次のように発言していた。
「そもそも、金正銀が登場しないのに、第6回党大会から30年ぶり、第2回党代表者会から44年ぶりに開催される大規模会議をわざわざ開く必要があるのだろうか。大舞台は頻繁に用意できるものではない。曲がりなりにも『選挙』で幹部が選ばれる好機である。当然金正銀もそれなりの要職に就いて事実上デビューを果たすことになろう。30年前に金正日が就任した常務委員になる、というのが大方の見方で、私もそう考える。」
「正統性確保の見地から、ジョンウン氏が中央委員に『選出』されるこの機を逃すとまでは考えられない。やはり最低でも『選挙』で中央委員になり、それが公表されることに意味がある。」

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執筆者プロフィール
平井久志
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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