鳩山代表の二つの誤算で小渕首相は解散自由自在

2000年2月号
カテゴリ: 政治
エリア: 日本

 民主党の鳩山由紀夫代表が衆院比例定数削減法の成立過程をめぐって、与党の謝罪と衆院の話し合い解散を求めて国会外に去りながら、何の成果も得られないまま国会に戻った。逆に小渕恵三首相は再び解散権行使のフリーハンドを得た格好だ。 鳩山氏の誤算の一つは、衆院の早期解散が民主党に有利と踏んだ点だろう。確かに羽田孜幹事長や熊谷弘幹事長代理の主張通り、国会審議拒否を続ければ、二〇〇〇年度予算案も与党単独で成立し、その後の空白を埋めるために沖縄サミット前の解散という運びになるはずだった。公明党の浜四津敏子代表代行が「四月二十三日投票」もあり得ると警戒したのも、そのためだ。

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