北朝鮮が、衛星情報を判読するソフトウェアとノウハウを既に習得した模様。韓国の情報機関によると、北朝鮮は衛星判読に必要な各種情報を、昨年初めにロシアとフランスから収集後、国内でプログラムを開発し、いつでも実用化できる段階に入ったという。
衛星判読技術とは、衛星から受けた音声や映像の信号を農作物管理、地質調査、地下資源や水産資源開発のため、立体的な情報に変える高度な情報分析プログラムである。昨年十月、金日成総合大学の地理情報研究所で、衛星写真を利用する地理情報プログラム「三千里」を開発したという発表もあった。
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