プライベート・エクイティ拡大で通産官僚に高まる「需要」

2000年3月号
エリア: 日本

 デリバティブ、証券化、M&A。次々と日本に新たな金融ビジネスを持ち込んでくる外資系金融企業が、いま最も熱心に取り組んでいる事業。それは「プライベート・エクイティ」だ。 日本語に直せば「未公開株投資」で、株式を公開・上場していない企業に出資し、その株式の新規公開(IPO)によって投資額の二桁、三桁という倍率のリターンを得る業務を指す。たとえば、米リップルウッドによる日本長期信用銀行買収も、上場を取り消された長銀を新生銀行として再生させ、その株式を再上場することで得られる巨額の利益を狙ったプライベート・エクイティ事業だ。

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