骨抜きにされそうな「経済財政諮問会議」

2000年6月号
カテゴリ: 経済政策・社会保障
エリア: 日本

 首相官邸主導の経済運営の目玉として、来年一月の省庁再編に伴って内閣府に新設される「経済財政諮問会議」が骨抜きにされかねない雲行きになってきた。森喜朗首相が「日本新生プラン」のなかで、「財政首脳会議」を提唱したためである。 諮問会議は首相や経済閣僚に加えて、民間人も参加する。事務局は、いまのところ省庁再編で消滅する経済企画庁が中心とみられている。これに対して首脳会議は、主要閣僚と与党の幹事長、政策責任者で構成される見通し。実は首脳会議創設は、予算編成の主導権を維持したい大蔵省の進言といわれ、武藤敏郎主計局長(次期事務次官、昭和四十一年入省)を中心に与党に強く働きかけたようだ。

この記事は役に立ちましたか?
フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
comment:0
icon
  • 記事の閲覧、コメントの投稿には、会員登録が必要になります。
フォーサイトのお申し込み
注目記事ランキング
  • 24時間
  • 1週間
  • f
最新コメント
最新トピック
  • 新着
  • 高評価
  • コメント数順