エンジェルとしての二つの原則

執筆者:梅田望夫 2000年7月号
カテゴリ: IT・メディア

 シリコンバレーでエンジェルになる決心(前号参照)をした岡本行夫さんと私が最初にしたことは、次の二つの原則をきちっと確認することだった。 第一の原則は、「投資するといっても口ばっかりで、情報を入手した挙げ句に、先方には全く理解不能な理由で投資を中止する」という日本企業や日本人にありがちな「最悪パターン」には絶対に陥らないようにしようということだった。 第二の原則は、そうはいっても投資対象ベンチャーとはきちんと交渉を行ない「シリコンバレーの常識」から見ても真っ当な条件で投資を行なうこと、そのプロセスで交渉が決裂すれば当然の事ながら投資は中止するという強い意志を持つということだった。

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執筆者プロフィール
梅田望夫 1960年東京都生れ。94年渡米、97年コンサルティング会社ミューズ・アソシエイツを起業。著書に『ウェブ進化論』(ちくま新書)、『ウェブ時代をゆく』(同)、『ウェブ時代 5つの定理』(文藝春秋)、『ウェブ人間論』(共著、新潮新書)など。メジャーリーグの野球、そして将棋の熱烈なファン。
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