「鹿島との再編」か 熊谷組最終処理

執筆者: 2000年8月号
タグ: 日本

住銀が進める「債権放棄」後のシュミレーション 住友銀行がついに経営不振の準大手ゼネコン、熊谷組を処理する方針を固めた模様だ。住友銀行では「債権放棄の要請はされていない」(広報部)としているが、秋の中間決算発表前、早ければ八月中にも熊谷組が金融機関への債権放棄要請を含む抜本的な経営再建策を発表するとの見方が強まっている。債権放棄要請額は三千億円を超え、最大で五千億円規模にまで達するとみられる。大手百貨店そごうの要請額六千三百九十億円には及ばないものの、交渉がまとまれば、過去最大の債務免除になることはほぼ間違いない。

カテゴリ: 経済・ビジネス
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