日本の株はまだまだ下がる

執筆者:須田慎一郎 2000年11月号
エリア: 日本

新会計基準の導入で銀行が株を持つ意味がなくなった「最近の東京株式市場が極めて弱含みの状態に置かれているのは、大きく分けてふたつの要因がある。ひとつは、銀行業界が一貫してその保有株を売却していること。もう一つはこれまで株を買ってきた“外国人”が、売りに回っていることが挙げられるでしょう」(大手証券会社首脳) 東京証券取引所がまとめた投資主体別売買動向(東京・大阪・名古屋三市場の一部、二部の合計)の中から、都銀・長信銀・地銀と外国人の項目の推移をピックアップしたものを見ていくと、銀行セクター(信託銀行を除く)は、九七年以降株式売買に関して一貫して売り越しになっている。その一方で、外国人は九九年には大きく買い越し、その勢いは二〇〇〇年一月から三月まで続くものの、四月以降はほぼ売り越しとなっている。

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