橋龍の復活に危機感募らせる大蔵省

2000年12月号
カテゴリ: 政治
エリア: 日本

 第二次森改造内閣に橋本龍太郎元首相が行政改革担当大臣として入閣したことで、大蔵省が危機感を募らせている。 省庁再編に伴って圧倒的に強化される内閣官房の各ポストを巡っては、各省庁が水面下で争奪戦を繰り広げたが、トップの官房副長官ポストは結局、古川貞二郎内閣官房副長官(昭和三十五年厚生省入省)が留任した。「勝ち」を拾った形になった厚生省は、古川氏の裁定で内閣府の初代官房長にも厚生省出身の江利川毅首席内閣参事官(四十五年厚生省)を押し込んだ。「古川官房副長官は留任する自分への保身で江利川氏を内閣府官房長に据え、情報の集中化を図ったが、これをバックアップしたのが橋本元首相。橋本氏の大蔵省に対する積年の恨みと、古川氏の思惑が一致した」(大蔵省中堅幹部)との見方もある。

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