ジェノバサミット攻撃で極右を支援するラディン

2001年3月号
カテゴリ: 国際
エリア: ヨーロッパ

 ドイツの情報機関が明らかにしたところによると、サウジアラビア出身の富豪オサマ・ビン・ラディンが、この夏にイタリアのジェノバで予定されているG8サミットの際、さまざまな妨害・破壊活動を展開するため、ネオナチグループなどヨーロッパ中の極右勢力に資金援助を開始したという。 サミットは何かセンセーショナルな行動を起こすことによって世界中の注目を集めようとする過激派や反グローバリズム団体にとって絶好の機会となるため、各国情報機関は欧州の極右勢力がビン・ラディンの豊富な資金を得たという情報に神経を尖らせている。 またビン・ラディンは最近コソボのアルバニア系ゲリラにも肩入れしている可能性があるという。現アルバニア政権が、米国と協力してビン・ラディンのコネクション排除に努めている為、ラディンは同国の反政府勢力を後押ししているという。 現在コソボでは、アルバニア系ゲリラによる攻撃が激しさを増し、セルビア国境付近での紛争がマケドニアとの国境付近にも飛び火し、戦火が拡大しているが、米国防総省筋は、この背後にビン・ラディンがいると見て警戒を強めている。

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