北朝鮮の金正日総書記には、今回日本に不正入国しようとしたとされる長男の正男氏、異母弟で二男の正哲氏、それに恵敬氏、雪松氏という二人の娘(雪松氏は息子との説もあり)がいるとされているが、実はもう一人、息子がいて、正男氏、正哲氏の兄弟と総書記の後継争いを演じているとの情報がある。 韓国の消息筋によれば、この息子は数年前まで「金賢男」という名前で、北朝鮮の政府・党政府の一部関係者の間で「金正日氏の息子」として知られていたが、その後、消息不明になったといわれる。しかし、最近になって韓国の情報機関が「金賢男」氏の健在を示す情報をつかんだという。
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