北朝鮮が「サイバー部隊」の陣容を整え始めていることがわかり、米国や韓国が警戒感を強めている。 北朝鮮のサイバー戦闘能力は実戦レベルにあるとされるが、軍事筋によると、これまで一本化されていなかったサイバー戦部門の本格的な組織化が急速に進んでいるという。 北朝鮮は、米国など敵対国へのハッキング攻撃が可能なサイバー要員を年間百人以上の単位で養成。正規軍、工作員として配置しているという。こうした動きの背景には、「有効な防御手段がない」(軍事筋)とされるサイバー戦分野で優位を保つことに加えて、金正日総書記の国内支配戦略があるとの見方がある。
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