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執筆者:伊藤洋一 2001年6月号
カテゴリ: 国際 経済・ビジネス
エリア: 北米

 経済の形が変わり新しい会社が次々に生まれる時代には、それを全体的に表すものも変わる。例えば株式指数。日本でもアメリカでも、今までは紹介されることの少なかった指数が、代表的指数として認知され始めている。ニューヨーク市場で台頭しつつあるのが「ウィルシャー五〇〇〇」である。 ニューヨークの代表的株価指数と言えば、これまでは「ダウ工業株三〇種平均」、「S&P五〇〇」、「ナスダック」だろう。しかし一長一短なのだ。ダウはアメリカの代表的企業三〇の株価しかカバーしていない。S&Pも流動性の高い五〇〇銘柄のみ。ナスダックはハイテクとバイオ中心。それぞれの指数の乖離は激しい。二〇〇〇年からだとナスダックの下げが激しく、対してダウは堅調を維持している。どちらもニューヨーク株式市場の全体像を示していない。

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