「江沢民引退」の流れを阻むもの

執筆者:藤田洋毅 2001年9月号
カテゴリ: 国際
エリア: 中国・台湾

指導部の交代が予想される党大会開催を一年後に控え、中南海の動きが活発化している。はたして江沢民は全面引退するのか、しないのか。カギは李鵬の処遇にある。 今年の「北戴河会議」は、ここ数年で最も大きな関心を集めた。毎夏、中国共産党の高級幹部が河北省の海浜のリゾート・北戴河で繰り広げる党中央工作会議などの重要会議だ。江沢民総書記は、党中央軍事委のもつ別荘「遼養院」に陣取り、かつての毛沢東やトウ小平のように「どんな天気でも毎日、水泳して」(ニューヨークタイムズとの会見での発言)、健康を誇示したばかりでなく、折々に「ある一言」を口にした。

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