インテリジェンス・ナウ
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ラディン“自供”ビデオに秘められた「ある工作」

春名幹男
執筆者:春名幹男 2002年1月号
カテゴリ: 国際

 事件捜査で、犯人にあてはまるような人物像を絞り込んでいく作業を「プロファイリング」という。同じ言葉が情報工作の世界でも使われる。例えば、スパイとしてリクルートしやすい人物のプロファイリングとして「アル中」「麻薬常習」「女性好き」といった性向が挙げられたりする。 昨年十二月十三日、米国防総省が公表したオサマ・ビン・ラディンのビデオに映っているアリ・サイード・アル・ガムディという人物をめぐって、ひそかに情報の世界でプロファイリング論争が起きているようだ。英オブザーバー紙はガムディ師を、まさにスパイにはうってつけの「古典的なプロファイル」の人物だと伝えている。

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執筆者プロフィール
春名幹男 1946年京都市生れ。国際アナリスト、NPO法人インテリジェンス研究所理事。大阪外国語大学(現大阪大学)ドイツ語学科卒。共同通信社に入社し、大阪社会部、本社外信部、ニューヨーク支局、ワシントン支局を経て93年ワシントン支局長。2004年特別編集委員。07年退社。名古屋大学大学院教授、早稲田大学客員教授を歴任。95年ボーン・上田記念国際記者賞、04年日本記者クラブ賞受賞。著書に『核地政学入門』(日刊工業新聞社)、『ヒバクシャ・イン・USA』(岩波新書)、『スクリュー音が消えた』(新潮社)、『秘密のファイル』(新潮文庫)、『米中冷戦と日本』(PHP)、『仮面の日米同盟』(文春新書)などがある。
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