不審船で注目の喜界島「象のオリ」で傍受能力強化

2002年1月号
カテゴリ: 外交・安全保障
エリア: 日本

 東シナ海で起きた不審船事件で、防衛庁は北朝鮮と不審船との暗号通信を傍受した。傍受したのは奄美諸島・喜界島の通信所と呼ばれる通信傍受施設。防衛庁は傍受能力をさらに向上させるため、喜界島に大がかりな電波監視装置の建設を計画中だ。 非公表ながら、情報収集のための通信所・分遣班は全国に九カ所ある。ロシア、中国、北朝鮮の軍や一般で交わされる長波、中波、短波の通信を収集・分析するのが役割で、通信所は東千歳(北海道)、小舟渡(新潟)、大井(埼玉)、美保(鳥取)、太刀洗(福岡)、喜界島(鹿児島)の六カ所。分遣班は東千歳通信所の出先で、稚内、根室、奥尻島の道内三カ所にある。いずれも統合幕僚会議情報本部に所属し、合計一千人の陸海空自衛官が勤務している。

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