「ビル・ゲイツの法則」

名越健郎
執筆者:名越健郎 2002年2月号
カテゴリ: IT・メディア 国際
エリア: 北米

「ビル・ゲイツが中国人でなくてよかった。彼が中国人だったなら、われわれは皆中国語を学ばねばならなかった」 クリントン前米大統領は以前こう述べて、ビル・ゲイツ会長が一代で築き上げたマイクロソフト帝国を称賛した。だが、世界一の長者、独占、競争阻害など同会長への嫉みは強く、アメリカン・ジョークではほとんどが悪者扱いだ。 クリントン氏の不倫相手だったモニカ・ルインスキーさんが西海岸に戻り、マイクロソフトのインターン(実習生)として働いた。やがて彼女はビル・ゲイツ会長の愛人になったが、1度性的関係を持っただけで、すぐに別れてしまった。 ルインスキーさんがその理由を説明した。「彼がマイクロソフトと命名した理由がよく分かったわ」 ビル・ゲイツ会長が自動車見本市を訪れて言った。「もしクルマの開発技術がコンピューター並みのスピードで進んでいたら、時速10万キロのクルマが誕生していただろう」 これを聞いたフォード社の社長が言った。「1日3回フリーズするクルマに誰が乗るものか」 マクロソフトが、遂に住宅業界に進出した。 マイクロソフトの家は、入居時、ドアを開けた瞬間、契約条項を認めたとみなされる。 夜、家に帰っても、1分以上明かりが付かない。

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執筆者プロフィール
名越健郎
名越健郎 1953年岡山県生れ。東京外国語大学ロシア語科卒業。時事通信社に入社、外信部、バンコク支局、モスクワ支局、ワシントン支局、外信部長を歴任。2011年、同社退社。現在、拓殖大学海外事情研究所教授。国際教養大学東アジア調査研究センター特任教授。著書に『クレムリン秘密文書は語る―闇の日ソ関係史』(中公新書)、『独裁者たちへ!!―ひと口レジスタンス459』(講談社)、『ジョークで読む国際政治』(新潮新書)、『独裁者プーチン』(文春新書)など。
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