「チャールズ皇太子の宿命」

名越健郎
執筆者:名越健郎 2002年4月号
カテゴリ: 国際
エリア: ヨーロッパ

「わたしの曾祖母はあなたの曾々祖父(エドワード7世)の愛人でした。わたしたちもどう?」 チャールズ英皇太子の愛人、カミラ・パーカー・ボウルズさんは、パーティーでの最初の出会いでこう語りかけ、皇太子をうならせたという。チャールズ皇太子のロイヤル・ジョークには定評があり、来日時に行なった国会演説では冒頭、「歴史で2番目に古い職業の代表としてお話ししたい」と王族を売春婦に次ぐ最古の職業と自嘲したこともある。 皇太子は以前、離婚した故ダイアナ元妃について、「ジョークが通じない」とこぼしており、カミラさんに惹かれた理由もユーモアのセンスにありそうだ。 クリントン前米大統領がチャールズ皇太子と会談した際、ささやいた。「わたしなら、ダイアナを選んでいただろう」 チャールズ皇太子がバッキンガム宮殿で車を運転中、過ってエリザベス女王の愛犬をひき殺してしまった。皇太子が打ちひしがれていると、空から神が降りてきて言った。「将来チャールズ3世となるあなたが、なぜうなだれているのか。あなたの望みをかなえてあげよう」「では、この犬を生き返らせてほしい」「それは無理だ。他の望みにしてくれ」「では、カミラを美しい女性にしてほしい」

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執筆者プロフィール
名越健郎
名越健郎 1953年岡山県生れ。東京外国語大学ロシア語科卒業。時事通信社に入社、外信部、バンコク支局、モスクワ支局、ワシントン支局、外信部長を歴任。2011年、同社退社。現在、拓殖大学海外事情研究所教授。国際教養大学東アジア調査研究センター特任教授。著書に『クレムリン秘密文書は語る―闇の日ソ関係史』(中公新書)、『独裁者たちへ!!―ひと口レジスタンス459』(講談社)、『ジョークで読む国際政治』(新潮新書)、『独裁者プーチン』(文春新書)など。
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