【インタビュー】ウェンディ・シャーマン 米国・前特使が語る北朝鮮政策の成果と懸念

執筆者:ブルース・ストークス 2002年7月号
カテゴリ: 国際
エリア: 北米 朝鮮半島

クリントン政権時代、アメリカは北朝鮮とどう向き合ったのか。対朝政策を担った大使が今だから明かす交渉の実際。 ウェンディ・シャーマン氏は、クリントン政権で国務省顧問に就任。ペリー元国防長官の後を受けて北朝鮮特使を務め、アメリカの対北朝鮮政策を担った。現在は戦略コンサルティング会社オルブライト・グループ代表の座にある。めったにメディアに出ない前特使が『フォーサイト』のインタビューに応じた。聞き手はブルース・ストークス氏。シャーマン氏の夫である。ストークス 最初に北朝鮮を訪問した時の印象はどうだった?シャーマン 初めて平壌に行ったのは一九九九年五月。アメリカの対北朝鮮政策見直しのために派遣されたペリー元国防長官の使節団の一員として訪れた時のこと。街はよく手入れされて、きれいだった。街自体が河畔にあったことと、あちこちに金日成の記念碑があり、それらを囲むようにたくさんの公園が造ってあったことが大きな要因でしょうね。ただ、通りに活気はなくて、車もほとんど見かけなかった。私たちは手厚くもてなされ、意外だったのは、朝、使節団のメンバーがランニングに出かけても、誰一人として制止されなかったこと。ストークス じゃ、あまり驚くことはなかった?

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