「大学を捨てよ、町へ出よう」

2002年10月号
カテゴリ: 文化・歴史

 地方の大学の教員をしている友人に「何を教えているのか」と聞いたら、真面目な顔で「読み書き」と答えた。内容は「高校一年生ぐらいのレベル」だそうだ。 講義を真剣に聴く学生はごく少数で、私語、携帯電話、居眠り、中には化粧をする女子もいるらしい。彼らは勉強したくて大学へ入ってきたわけではない。おそらくは親が世間体を気にする、とか、何となく、という程度の理由から、とりあえず入学を許されたところへ進学したということだろう。 子供の数が減り、大学は定員割れのところが増えている。応募者が定員に満たない大学を「F」ランクの大学というらしい。だれでも自由に入れるということか。

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