「こんなときに訪朝」を狙い続ける山崎幹事長

2003年7月号
エリア: 朝鮮半島 日本

 とにかく「外遊好き」な山崎拓自民党幹事長。かつては愛人を同伴して外遊していたことは有名だが、幹事長になってからは公明党の冬柴鐵三、保守新党の二階俊博両幹事長に同伴者を替え、最近も戦争のあったイラク、新型肺炎SARSの渦中にある中国を相次いで訪問し、公明党の古株である草川昭三参院議員から「与党幹事長の外遊が多すぎる」と苦言を呈されるほどだ。 その山崎氏が、昨年末に北朝鮮訪問を計画していたことがわかった。九月十七日に日朝首脳会談、十月末に国交正常化交渉が続いたものの、北朝鮮が恫喝的に核開発計画を推進する姿勢を見せたりしたため、日朝関係は停滞。そういう時期に、「ここは私に任せてほしい」と小泉純一郎首相に自らの訪朝を申し出た。 しかし、これまで北朝鮮に入った国会議員は北に籠絡され、帰国後は「親朝派」に変身するのが常。今回こそそんなことがあってはいけないと官邸・外務省サイドが強く反対したため、そのときは実現しなかった。しかしながら、森喜朗前首相など、いまだ訪朝に意欲を示す政治家は少なくない。山崎氏も負けじと機会をうかがっているという。

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