台湾次期総統選で連戦・宋楚瑜に「密約」説

2003年7月号
カテゴリ: 国際
エリア: 中国・台湾

 台湾で来年三月に行なわれる総統選には、現職の陳水扁総統(民進党主席)に、最大野党・国民党の連戦主席と第二野党、親民党の宋楚瑜主席が正副総統候補として挑むことが確定しているが、最近、連、宋両氏が「密約」を結んだとする説が浮上、地元マスコミの報道が過熱している。 両党周辺から漏れる密約の中身は三項目からなり、「当選後、副総統が行政院長(首相)を兼任」「近い将来、国民党と親民党が合併」するというのが二本柱。三本目の柱は「総統候補は来年選挙が連氏、二〇〇八年選挙は宋氏でいく」というものだ。 前回総統選(二〇〇〇年三月)では、国民党を飛び出し、無所属で出馬した宋氏が連氏に大差をつけて次点となった。宋氏は次期総統選でも総統候補として出馬したい意向だったが、国民党秘書長時代の金銭スキャンダルを連氏らに握られたうえ、親民党の資金繰りが苦しいこともあって妥協したと言われる。

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