僕は狩猟系

成毛眞
執筆者:成毛眞 2003年7月号
カテゴリ: 文化・歴史 金融

 すこし前、ある男性雑誌から万年筆についての取材を受けた。デジタル一辺倒のビジネスマンがどんな万年筆を使っているか覗きみるという趣向だ。取材に応じて持っている万年筆を並べてみて驚いた。全てもらい物だったのだ。IBMから講演料代わりにいただいた太くて黒いモンブラン、出版社から印税代わりにもらった書き味抜群金ペン堂のシェーファーなど、ご祝儀としていただいたものが多い。 ビル・ゲイツからもらった純プラチナ製モンブランは退職金の割増しだったのだろうか。あらためて価格を調べてみたら、なんと一万五千ドルもする代物だった。箱を捨ててしまったことが悔やまれる。家宝としてさっそく金庫に入れたことはいうまでもない。 ところで、かばんはコールマンのショルダーバッグを愛用している。コールマンといえばキャンプ用品で有名なメーカーでビジネスとはあまり縁がない。アウトドア用の布製なので軽くて強い。偉い人と会うとき以外の服装は全てGAPのコットンパンツにボタンダウンシャツだけである。GAPやユニクロはズボンの裾丈にもサイズがあるので、その場で買って帰ることができるから便利だ。 六月にはいるとジャケットすら持たないで家を出る。どうせ羽織りもしないので、荷物は少ない方がいい。靴はクラークスのデザートブーツかコールハーンのスリップオンであることが多い。両方ともバックスキンなので、靴磨きとは無縁なのだ。

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執筆者プロフィール
成毛眞
成毛眞 中央大学卒業後、自動車部品メーカー、株式会社アスキーなどを経て、1986年マイクロソフト株式会社に入社。1991(平成3)年、同社代表取締役社長に就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立。さまざまなベンチャー企業の取締役・顧問、早稲田大学客員教授ほか、「おすすめ本」を紹介する「HONZ」代表を務める。著書に『本は10冊同時に読め!』『日本人の9割に英語はいらない』『就活に「日経」はいらない』『大人げない大人になれ!』『ビル・ゲイツとやり合うために仕方なく英語を練習しました。 成毛式「割り切り&手抜き」勉強法』など(写真©岡倉禎志)。
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