「市場敵視政策」は終わらない

2003年8月号
エリア: 日本

旧大蔵省にとって最も大事な銀行株が売られると、証券会社に注ぐ金融庁の目はとたんに厳しくなる。三十六年にわたって大蔵省出身者をトップに戴く東証も、株式会社になっても「旧大蔵の手先」から脱却できない。 国土交通省とゼネコン、厚生労働省と医薬品メーカー、農林水産省と農協……。善悪は別として、監督する官庁と監督される業界は「持ちつ持たれつ」だ。ところが証券業界だけは、大蔵省がなくなった今も当局の「敵視政策」に耐え続けている。そして、証券会社への冷たい仕打ちの数々は、大蔵省時代から続く当局の「銀行かわいさ」の裏返しでもある。

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