「前代未聞の国賓」だったメガワティ一家

2003年8月号
カテゴリ: 国際

 インドネシアのメガワティ大統領が六月二十二日から国賓として来日した際、予定を土壇場でキャンセルしたり行方不明になったりとハプニングの連続となった。 まず、到着当日の夜。駐日インドネシア大使公邸での夕食会を中座、大統領と側近は六本木の炉端焼き屋に向かった。大使館も外務省も知らされておらず、警備陣も大慌て。三菱商事による「接待」だったと噂されたが、三菱商事側は「帰国中のインドネシア駐在員が大統領側近と親しく、店を紹介してほしいと頼まれたので、当初三菱商事の名前で予約を入れて貸し切りにしてもらった。宴会には同席していないし、金も払っていない」と「接待」を否定。 また、大統領の夫で国会議員のキマス氏は愛知の自動車工場を見学する予定だったが、直前に中止し、自動車会社を驚かせた。さらに小泉首相主催の食事会には大統領側が同行した娘の同席を希望したため、急遽席を用意したものの、娘は現われず。皇居での天皇皇后との会談の際は、最後に娘を加えての写真撮影の機会が特別に設定されたが、これにも姿を見せなかった。警備関係者によれば「わがままぶりばかりが印象に残る前代未聞の国賓だった」。

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