“太るアメリカ”のダイエット論争

執筆者:ルイーズ・ブランソン 2003年9月号
カテゴリ: 国際
エリア: 北米

総額五百億ドルにのぼるアメリカの「ダイエット産業」。でも、何をどう食べれば健康的なのかは、結局誰にもわからない……。[ワシントン発]食べ物、すばらしき食べ物。巨大ハンバーガーに超特大フライドポテト、三十センチもあるホットドッグ、クリームソーダ。巨大ピザに、溶かしバターをたっぷりかけた一抱えもあるポップコーン。もうおわかりだろう。アメリカ人は根っから、食べることが好きなのだ。食べて、食べて、食べまくる。 過去四、五十年の間に、こうした食べ物の選択肢と摂取量は想像を絶する勢いで増え続け、それとともにアメリカ人の胴回りも大きくなる一方だ。今や三人に一人は「肥満」に分類される。通りをちょっと歩けば、この統計が事実であることを実感できるはずだ。

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執筆者プロフィール
ルイーズ・ブランソン イギリス出身。英『サンデー・タイムズ』紙モスクワ支局長を経てフリーランスに。米『ワシントン・ポスト』紙元モスクワ支局長で夫のダスコ・ドーダー氏との共著に『ミハイル・ゴルバチョフ』『ミロシェビッチ――暴君のポートレイト』がある。
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