“内部告発”が会社を強くする?

執筆者:堀田昌之 2003年10月号
カテゴリ: 社会
エリア: 日本

 この数年来、三菱自動車、日本ハム、三井物産、東京電力といったトップ企業による法令違反が頻発し、企業にとってコンプライアンス(法令遵守)体制の整備が焦眉の急となっている。コンプライアンス体制で重要な役割を果たすのが“内部告発”の受付。最近では「ヘルプライン」「内部通報制度」と呼ばれる仕組みだ。これを活用して不祥事を未然に防ごうとする企業が増えている。と同時に、“内部告発”をめぐる新たなビジネスも生まれている。「二万七千人の社員のうちたった三人が数百万円の利益のために法令を犯して、計り知れない不利益を被った。いくら最大の利益を求めるのが企業活動だと言っても、法令違反を犯すリスクに見合う利益などありえない」

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