武富士の新しい振付師はあのリップルウッド?

2004年2月号
カテゴリ: 経済・ビジネス

 盗聴問題で逮捕された武井保雄会長が辞任した武富士に対し、米系の企業投資ファンド、リップルウッドが水面下で買収に動き始めた。リップルウッドは保有する新生銀行を二月にも上場する計画。「その売却益を武富士に振り向ける」(大手投資銀行幹部)という。 武富士の有利子負債は昨年九月末で九千六百七十一億円(単独ベース)。うち約四分の一は個人顧客の債権を特別目的会社(SPC)に譲渡し、そのSPCが証券化して海外の投資家に販売する方法で調達したものだ。盗聴問題で武富士の株価は急落、おまけに米スタンダード&プアーズなど格付け会社が格下げ方向で動くなど、資金調達の主な道である社債の発行にも影響が出始めてきた。

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